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  <title>jti blog</title>
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  <description>jun tsuzuki issue</description>
  <lastBuildDate>Mon, 08 Jun 2015 13:34:22 GMT</lastBuildDate>
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    <item>
    <title>牛木匡憲　早川モトヒロ　水野健一郎　「アウターサイド」</title>
    <description>
    <![CDATA[※ こちらもイベント終了後なのですが掲載しまーす<br />
<br />
＜ナレーション＞<br />
水野健一郎の主成分は「フォーム＝情報」である。フォームは数あるコミュニケーションから採掘され、物質性の衣をはぎ取られる。メディアから切り出されると同時に裸にされたフォームは、その固有の既視感を核として残存させながら、水野の脳内で再構築される。いや次の構築に必要なテクネのために、水野自信がアップデートされると言った方がより正確だろう。新たなフォームは作品ではなく、水野にヒットするからだ。物質から解き放たれ、既視感をエネルギーに変換したフォームにとって、メディアの越境はかくもたやすい。だからこそ水野は、メディア空間で縦横に行き来するダイナミズムを手中にできるのである。<br />
<br />
<a target="_blank" href="//jti.blog.shinobi.jp/File/DM1s.jpg" title=""><img src="//jti.blog.shinobi.jp/Img/1433773593/" alt="" /></a>　<a target="_blank" href="//jti.blog.shinobi.jp/File/DM2s.jpg" title=""><img src="//jti.blog.shinobi.jp/Img/1433773712/" alt="" /></a><br />
<br />
＜こども＞<br />
これって何のことだかサッパ分からないや。<br />
<br />
＜わたし＞<br />
「フォーム＝情報」の情報というのは意味論的情報のことで、これはエイドス（形相）のことを言っているんだよ。水野くんはスケーラブル性を保ちながらフォームを展開させるんだけど、逆にいえばフォームとはそもそも「意味」のことだからスケールというものを持たない。だからスケーラブルに展開する自由をフォームに持たせたままにしておくというのは、スケールの奴隷としてフォームを縛りつける物質性（たとえばキャンバスや解像度）をフォームに与えないように、仮に与えたとしてもすぐ剥ぎ取るように展開させている、ということを言ってる。もともと見えないフォームは、時々水野くんによってライン（実線）のみの作品として出現するんだけど、それが「案」の形式だったり「サイン」の形式だったりするのが面白いんだよね。けして一カ所に定着させようとしない。そのおかげでフォームは、さまざまなメディア上で現れては消える動的（ダイナミック）な性格をもつことができる。フォームそのものに物質性がないからできるんだね。<br />
<br />
<a target="_blank" href="//jti.blog.shinobi.jp/File/20120801_3.jpg" title=""><img src="//jti.blog.shinobi.jp/Img/1433773753/" alt="" /></a>　<a target="_blank" href="//jti.blog.shinobi.jp/File/autograffiti20110713_02.jpg" title=""><img src="//jti.blog.shinobi.jp/Img/1433773769/" alt="" /></a><br />
<br />
＜こども＞<br />
へえ、フォームってお化けみたいだね。<br />
<br />
＜わたし＞<br />
もう一つ、フォームはもともと見えないとさっき言ったけど、見えないというよりもこの世の中に存在しない。なぜならフォームはそれを解釈する観察者の水野くんの心の中にしか存在しないからなんだ。そう、フォームはベクターだからね。存在するには他者からの認知が前提となるから、そのためには物質性の衣をまとわなければならない。水野くんのフォームはこの衣を瞬間瞬間に着替えては脱ぎ捨てる、というより水野くんが黒子のようにフォームを着替えさせるというか、だからフォームは所々で明滅するように現れては消える。でもこれってフォームの原初的な在り方を水野くんが引き出した、あるいはメディアを選ばぬダイナミズムとスケーラブル性に変換させたというべきかも。このフォームの生き生きとした全体性が水野作品と呼べるんじゃないかな。<br />
<br />
<a target="_blank" href="//jti.blog.shinobi.jp/File/holysummit03.jpg" title=""><img src="//jti.blog.shinobi.jp/Img/1433773859/" alt="" /></a>　<a target="_blank" href="//jti.blog.shinobi.jp/File/_003_20080109.jpg" title=""><img src="//jti.blog.shinobi.jp/Img/1433773826/" alt="" /></a>　<a target="_blank" href="//jti.blog.shinobi.jp/File/b9d0c551.jpeg" title=""><img src="//jti.blog.shinobi.jp/Img/1433773840/" alt="" /></a><br />
<br />
＜こども＞<br />
み・ず・の・さくひん&hellip;？<br />
<br />
＜わたし＞<br />
次は既視感の話。冒頭には、数あるコミュニケーションから採掘と書いてある。ある要素は他のすべての背景から区別されることでぼくたちはゲシュタルトをつくり出すんだけど、切り出し元からの気配や影響が既視感となってこれがフォームに残る。この既視感がインセンティブとなり他者に観る気をおこさせたり、観たものの背景にある世界を他者の心に投影したりして、特定の感情移入を生んだりする。このことはデザインやイラストレーションのテクニックの一つでもあるし、特にイラストレーションはこれなしには機能しないと言っても良いわけで、その意味では水野作品はイラストレーションと呼ぶこともできる。そして水野くんの既視感の配合のセンスがこれまでにない未知のものとして認知されることで、こうしたデザイン分野でも先端的な存在、つまりオシャレな存在となるわけなんだ。<br />
<br />
<a target="_blank" href="//jti.blog.shinobi.jp/File/20121009-3_100dpi.jpg" title=""><img src="//jti.blog.shinobi.jp/Img/1433773908/" alt="" /></a>　<a target="_blank" href="//jti.blog.shinobi.jp/File/110601news_ca.jpg" title=""><img src="//jti.blog.shinobi.jp/Img/1433773926/" alt="" /></a>　<a target="_blank" href="//jti.blog.shinobi.jp/File/15476-main.jpg" title=""><img src="//jti.blog.shinobi.jp/Img/1433773938/" alt="" /></a><br />
<br />
＜こども＞<br />
水野さん、おしゃれなんだ。<br />
<br />
＜わたし＞<br />
ところでぼくは水野作品を絵一般として解釈したいと思ってるから、そういう視点でこれまでの状況を分析すると別の面が見えてくる。ビジュアルコミュニケーションの中から切り出した新しいフォームが、水野くん自身を内部から構成している情報にヒットする。当たり前だけど人間は情報でできているからね。水野くんはこれによって古い情報を組み替え、メタレベルの新しいつくり手となって次のフォームを生み出し、これに物質性（ヒューレー＝メディア）をあたえ造形する。じつはこの過程は、水野くんの解釈が第三項となって第一項の前フォームから第二項の新しい解釈としてのフォームを生み出すことに等しい。おそらくこんな感じの環世界を水野くんは生きているんだと思う。可塑性の高いフォームが既視感を動力として、ダイナミックにメディア間を行き来する姿をありありとイメージできるよね。<br />
<br />
<a target="_blank" href="//jti.blog.shinobi.jp/File/20120127_1.jpg" title=""><img src="//jti.blog.shinobi.jp/Img/1433773978/" alt="" /></a>　<a target="_blank" href="//jti.blog.shinobi.jp/File/20120127_2.jpg" title=""><img src="//jti.blog.shinobi.jp/Img/1433774010/" alt="" /></a>　<a target="_blank" href="//jti.blog.shinobi.jp/File/20120127_3.jpg" title=""><img src="//jti.blog.shinobi.jp/Img/1433773989/" alt="" /></a>　<a target="_blank" href="//jti.blog.shinobi.jp/File/20120125_5.jpg" title=""><img src="//jti.blog.shinobi.jp/Img/1433774024/" alt="" /></a> <br />
<br />
＜こども＞<br />
やっぱり分からないや、でも水野さんすごいねー。<br />
<br />
＜ナレーション＞<br />
ただし水野のこの営みは絵画的とはいえない。だからこそ絵画への対抗として機能することを、水野がどこまで自覚しているのか聞いてみたいものである。メディア選択の可能性を無数に感じさせる水野のフォームの、その動力となるのが既視感であるとして、フォームの在り方とともに既視感ももちろん固定されず、繰り返し変化しつづける。こうした解体と形成の反復の行程そのもの、つまりフォームの動的な在り方や既視感をチェンジし続けることが、水野のいう「超時空感」なのではないだろうか。ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ<br />
<br />
つづく&hellip;]]>
    </description>
    <category>information</category>
    <link>http://jti.blog.shinobi.jp/Entry/120/</link>
    <pubDate>Mon, 08 Jun 2015 14:39:50 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">jti.blog.shinobi.jp://entry/120</guid>
  </item>
    <item>
    <title>不安すぎるライン</title>
    <description>
    <![CDATA[※ すでに終了したイベントですが遅まきながら掲載します<br />
<br />
<img src="//jti.blog.shinobi.jp/File/f2e25c01.jpeg" alt="" /> <br />
DM design: <a href="http://sasakishun.tumblr.com" title="" target="_blank">Shun Sasaki </a><br />
<br />
都築潤ディレクション 「不安すぎるライン」 <br />
conix　管弘志　山本歩美　トキタシオン　林香苗武<br />
<br />
2015/5/12（火）～05/17（日）<br />
11:00～19:00（最終日18:00）<br />
※ レセプション　05/12（火）18:00～20:00<br />
<br />
絵をながめていて、いつも気になることが二つあります。一つは品性、もう一つはかたちです。必要不可欠な品性とかろうじて維持されたかたちの、関係上に引かれるのが「境界線=ライン」です。疑念によって引かれたラインが、手癖やトライブを越えるとき、作者たちのラディカルなスタイルがそこに現れます。（都築潤）<br />
<br />
＜出品者＞<br />
<br />
<a target="_blank" href="//jti.blog.shinobi.jp/File/761aa114.jpeg" title=""><img src="//jti.blog.shinobi.jp/Img/1433770285/" alt="" /></a> <br />
conix　コニックス<br />
千葉県出身。女の子を中心としたイラストで国内外より反響を呼ぶ。<br />
<a href="http://conixx.tumblr.com" title="" target="_blank">conixx.tumblr.com</a><br />
<br />
<a target="_blank" href="//jti.blog.shinobi.jp/File/kanhiroshi_portlait.jpg" title=""><img src="//jti.blog.shinobi.jp/Img/1433770292/" alt="" /></a> <br />
管弘志　Kan Hiroshi<br />
1973年　大阪生まれ<br />
1994年　創造社デザイン専門学校夜間部卒業<br />
個展：1997年　HBギャラリー（東京）／2001年　ROCKET（東京）／2003年　ROCKET（東京）／2004年　Blink Gallery(ロンドン)／その他グループ展多数<br />
VOL.7 HBファイルコンペ藤枝リュウジ賞／タンカレーマティーニパーフェクトアート２０００常磐響賞／第112回 THEチョイス入選／第11回TIS公募入賞ほか<br />
仕事：雑誌「モーターマガジン」／雑誌表紙「カーサブータス」／ホテルクラスカブックCDほか／CDジャケット／キリンジ「カメレオンガール」／リップスライム「黄昏サラウンド」<br />
<a href="http://hirishikan207.blogspot.jp" title="" target="_blank">hirishikan207.blogspot.jp</a><br />
<br />
<a target="_blank" href="//jti.blog.shinobi.jp/File/yamamotoayumi_portlait.jpeg" title=""><img src="//jti.blog.shinobi.jp/Img/1433770299/" alt="" /></a> <br />
山本歩美　Yamamoto Ayumi<br />
1990年京都生まれ<br />
京都造形芸術大学 イラストレーションコース卒業<br />
ダサいを、ポップに！<br />
受賞歴：第9回グラフィック 1_WALL 奨励賞受賞（居山浩二選）／第10回グラフィック 1_WALL ファイナリスト<br />
<br />
<a target="_blank" href="//jti.blog.shinobi.jp/File/illust.jpg" title=""><img src="//jti.blog.shinobi.jp/Img/1588566174/" alt="" /></a> &nbsp;<br />
トキタシオン　Tokita Shion<br />
1993年 山梨県生まれ<br />
2014年 東京綜合写真専門学校卒業<br />
受賞歴：2013年 第3回キヤノンフォトグラファーズセッション ファイナリスト（横木安良夫選）／2014年 第11回グラフィック「1_WALL」審査員奨励賞（都築潤選）／2015年 第12回グラフィック「1_WALL」審査員奨励賞（都築潤選）／第31回日産童話と絵本のグランプリ 佳作<br />
グループ展：2014年 第3回キヤノンフォトグラファーズセッション ファイナリスト展（オープンギャラリー（品川）キヤノンSタワー）<br />
<a href="http://art-shion.wix.com/art-shion" title="" target="_blank">art-shion.wix.com</a><br />
<br />
<a target="_blank" href="//jti.blog.shinobi.jp/File/kanhiroshi_portlait.jpg" title=""><img src="//jti.blog.shinobi.jp/Img/1433770292/" alt="" /></a> <br />
林香苗武　Hayashi kanae Takeshi<br />
1991年長野県生まれ。<br />
2011年より平面表現における速度を主題とし、制作活動を続けている。 現在は速度主義を掲げ「"あらゆる摩擦や抵抗を無くした"機械を創造する」を理念とし、制作を行う。<br />
<br />
<a target="_blank" href="//jti.blog.shinobi.jp/File/tsuduki2015f.jpg" title=""><img src="//jti.blog.shinobi.jp/Img/1433770320/" alt="" /></a> <br />
都築潤　TSUZUKI JUN <br />
1962年生まれ。武蔵野美術大学卒業。<br />
イメージフォーラム中退。<br />
日本グラフィック展、日本イラストレーション展、ザ・ チョイス年度賞、年鑑日本のイラストレーション、毎日広告賞、 TIAA、カンヌ国際広告祭、アジアパシフィック広告祭などで受賞。主な仕事に、TVドラマ「ギフト」「人にやさしく」などのタイトルマーク、日本IBM、ナイキジャパン、日本HP、SUBARU、日清紡、東海大学、東京都庁などの Webコンテンツ、クボタ、三井物産、大塚製薬などの新聞広告の他、ポスター、雑誌の広告イラスト、書籍のカバーイラストは多数におよぶ。2001年から「絵一般」についてのトークイベントを定期的に実施。美術出版社「日本イラストレーション史」執筆、監修。専門誌や Webでイラストレーションについての文章を多数執筆。Webコンテンツ制作ユニットfirelightとしても活動。京都造形芸術大学情報デザイン学科教授、多摩美術大学非常勤講師。東京工芸大学、創形美術学校、桑沢デザイン研究所、美学校でも授業を担当。近年開催の展覧会は、2010年個展「ニューエイドス」、2013年「都築潤&times;中ザワヒデキ」。<br />
<a href="http://neweidos.cc" title="" target="_blank">neweidos.cc</a>]]>
    </description>
    <category>information</category>
    <link>http://jti.blog.shinobi.jp/Entry/121/</link>
    <pubDate>Mon, 08 Jun 2015 13:39:59 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">jti.blog.shinobi.jp://entry/121</guid>
  </item>
    <item>
    <title>田中英樹さんの仕事「GRANROOF」他</title>
    <description>
    <![CDATA[田中英樹は形態のイラストレーターであって、色彩のイラストレーターではない。だから田中のイラストレーションは「書かれる」のであって「描かれる」のではない。田中のイラストで使われる色は、生理的、快楽的な色彩ではなく、オプションとして取扱われる色であり色そのものに感情のほとばしりやゆらぎも一切ない。そこには記号や補足としての、あるいは判別機能としての色があるだけだ。赤や黄色や青という色がその絵の中で機能する姿は、まるで形態の後方で援護射撃をする軽支援火器のようだ。それは突撃する主体なしでは働かない。もちろん主体とは形態＝形のことだ。<br />
￼<br />
<img src="//jti.blog.shinobi.jp/File/09707ff4.jpeg" alt="" /> <br />
<br />
では形とは何を指すのか。そこに田中の鋭い一般性がスパークする。それは人でありビルであり、人間が認識できるあらゆる物体であり、そのアウトラインを記述すること、つまり「描く」のではなく「書く」ことこそが田中作品のエッセンスでなのだ。しかし記述された個々の形にこれといった独創性は見当たらない。賦与されるべき独創性の対象は個ではなく全体であって、田中のイラストレーターとしてのパーソナリティはこの「全体」から発せられる。<br />
￼<br />
<img src="//jti.blog.shinobi.jp/File/GRANROOF_NAIKAN.jpg" alt="" /> <br />
<br />
田中は図鑑のように個々の姿の典型を書いているだけであり、いわゆる味わい深い線を必要としない。そういったものは田中本人のパーソナリティとは無関係だからだ。それでも味わいらしきものを探りたければ、画面を俯瞰してその縦横に奏でられた線の集散を見渡すべきだろう。そこには全体を貫くリズムがある。<br />
￼<br />
<img src="//jti.blog.shinobi.jp/File/form.jpg" alt="" /> <br />
<br />
田中の絵にとって問題にすべき点は、その無数の要素ひとつひとつをコントロールしながら、ゲシュタルトの解体と再製をくり返すなかで生まれる全体であって、コントロールと同時にフィード・バックとフォアードをくり返し、おそらくは自動記述の領域へと踏み込んでいく。それぞれの要素はけっして壊れず、あくまでも個々の意味を保ちながら、数の増減と配置と余白によって構築される。だからこそ一般性を保ちながらも田中の画面はスパークするのだ。<br />
￼<br />
<img src="//jti.blog.shinobi.jp/File/1a6ac69f.jpeg" alt="" /> <br />
<br />
田中はもともと「エナジー・ドーム」からスタートした。言わずと知れたDEVOのアイテムなのだが、80年代これを公共のいたる場所に記述し始める。日本では初期のグラフィティであり、サンプリングでもあった。そして田中が記述した記念すべき最初の「部分」だった。<br />
<br />
<img src="//jti.blog.shinobi.jp/File/rec.jpg" alt="" /> <br />
￼<br />
なぜ田中はこのような作画にいたったのだろうか。思うに、イラストレーションの機能や汎用性を、田中は徹底的に考えたのではないだろうか。フリーランスのイラストレーターはその受注の仕組みを、ある一定の作画傾向・作風に依存している。この認知がなければおそらく仕事は発生しないだろう。ただし認知の範囲は大多数である必要はなく、むしろ大衆への高い認知はイラストレーターの寿命を縮めかねない。もちろん作家本人の知名度を上げ、絵を描く以外の領域へ活動の幅を広げる方法もあるし、これもまたイラストレーターのスタイルの一つともいえるが、こうなってはウザい。イラストレーターが絵を「描く」ことのみで稼ぐには、必要以上に認知されることはかえってよろしくない。そういう考え方がある。<br />
￼<br />
<img src="//jti.blog.shinobi.jp/File/e1333292.jpeg" alt="" /> <br />
<br />
またイラストレーションは「デザイン＝計画」の中で機能する。このイニシアチブを同時に握ることもスタイルの一つとしてあるが、これにはディレクションやデザイン業務をともなってしまう。これも避けたい。あくまで受注の立場でいなければならないし、この立場が水平方向への自由度や余暇、そして複属を生む。そういう考え方も一方である。<br />
￼<br />
<img src="//jti.blog.shinobi.jp/File/ee7e0fe5.jpeg" alt="" /> <br />
<br />
ではイラストレーターがこの立場を守りながら、効率的に稼ぐにはどういう方法があるのだろう。これについてはあらためて考えたいが、ただしこの考察ぬきに田中のような作画法には至らないはずであり、こうした経緯や背景も含めなければ田中の作家性を見通すことはできない。そう考えると田中のふるまい全体が作品であり作家性であって、この作家性によって、ただの便利屋イラストレーターとのきわどい一線を引いている。しかもこの一線は外側からは見えない。イラストレーターという職種に精通しない限り、見分けがつかないようにできているのだ。じつはこの見分けのつかなさにポイントがある。<br />
<br />
<img src="//jti.blog.shinobi.jp/File/225b7c64.jpeg" alt="" /> <br />
￼<br />
エナジー・ドームという「部分」から始まった田中の画面構成はもとより、そのふるまいまで含んだ「全体」が田中英樹という一個人を指す。と同時に、イラストレーターという職種の一形態を指している。最後に90年代初頭の作品２点を見てみよう。アクリル絵具で描かれたオムライスとパフェの描き割りだが、うって変わってこちらは「色彩」であり、そして確実に「描かれて」いる。いやそうではなく、絵の外側「全体」の空間から見れば、これらは「配置」されただけなのかも知れない。<br />
<br />
<img src="//jti.blog.shinobi.jp/File/deff9c80.jpeg" alt="" /> <br />
<img src="//jti.blog.shinobi.jp/File/70069ab4.jpeg" alt="" /><br />
<br />
　　展覧会やるみたいだよ〜！<br />
　「なんちゃってオーラ展」田中英樹 &times; 寉本真衣<br />
　　2014年9月1日(月)〜 9月14日(日)　<a href="http://kit-gallery.com/schedule/2014/09/post_1.html" title="" target="_blank">＠kit gallery</a><br />
<img src="//jti.blog.shinobi.jp/File/10559964_717258675000000_5447713201342585501_n.jpg" alt="" />]]>
    </description>
    <category>diary</category>
    <link>http://jti.blog.shinobi.jp/Entry/119/</link>
    <pubDate>Sun, 31 Aug 2014 06:00:32 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">jti.blog.shinobi.jp://entry/119</guid>
  </item>
    <item>
    <title>イラストレーションを語ろう</title>
    <description>
    <![CDATA[発売中の「<a href="http://www.genkosha.co.jp/il/backnumber/1576.html" title="" target="_blank">イラストレーション</a>」で３人のクリエーターの皆さんにインタビューをしました。そちらの詳細はまた後日として、今回その中のおひとり師岡とおるさんについて新たに書いた文章を転載しまーす。<br />
<br />
<img src="//jti.blog.shinobi.jp/File/chikan.jpg" alt="" /> <br />
<br />
このポスターがけっこうウケている。ウケてはいるけど絵を描いたのが誰なのかは、とくに話題になっていない。「楳図かずおが描いたのかな？」って言われてもよさそうだけど、そうじゃないことくらいすぐ分かるのか言われていない。「実際の漫画のワンシーンなのかな？」という話にもならない。描き下しであることが分かるからか。「これってプロの仕事だろうか？」程度の話は出ているのかも知れない。「昭和っぽいなあ」「濃い〜」というのはあったが、出どころがどこなのか作者が誰なのかということは、話題にのぼらないようだ。<br />
<br />
<img src="//jti.blog.shinobi.jp/File/embro-04.jpg" alt="" /><br />
<br />
とにかく描き手のことはあまり気にされないらしいが、ポスターをしばらく見ていると気がつくことが多い。事件の直後そばにいたであろう人々それぞれの勝手な反応が描かれ、そこに内容らしい内容はないのだが、ふきだし、効果線、ハイコンといった漫画の形式のみがたたみ掛けられて、バン、バン、バンと三コマ連発でいさぎよく終わり、さいごに「みんなの勇気と声で痴漢撲滅」という標語がそらぞらしく響く。とてもその気があるようには思えない。こうした視覚コミュニケーションは、漫画やお笑いが円熟した日本のサブカル風土の中でしか成立しないかも知れない。そう感心すると同時に、漫画の形式だけを抜き出し凝結させる手法に気づかされる。ここにきて師岡とおるの仕事ではないかとの疑いをもつにいたった。<br />
<br />
<img src="//jti.blog.shinobi.jp/File/ave_l.jpg" alt="" /> <br />
<br />
一般的にこれが誰の仕事なのか確かめようとすると、そうとうなエネルギーを使うことになるだろう。まずJR東日本に問い合わせ、あのポスターの描き手が誰なのか聞かねばならない。広報担当にまわされ、外注のデザイン制作会社の連絡先を聞き出し、そこに電話をして初めて知ることができるかも知れないが、でもそうまでして誰が描いたのか知ろうとする人は滅多にいない。いるとすれば熱心なイラストファンか、あるいは同業者ぐらいか。広告系デザイナーでさえ気にしない可能性が高い。しかしポスターに漂うある種の品性を通して、師岡のエスプリを察することはできる。<br />
<br />
<img src="//jti.blog.shinobi.jp/File/pride-01.jpg" alt="" /><br />
<br />
日本で漫画表現はあまりにも日常的だし、ポスターだけでなく、ほかのさまざまな媒体を席巻してから既に久しい。二次創作にもみんなが慣れている。これほどの漫画先進国だからこその人々の寛容さなのだろう。成熟したサブカル風土を前提にぎりぎり成り立つバランス感覚と客観性と作画技術があって、ようやく品性というものが絵から漂ってくる。そして何よりも大切なのは漫画にたいしてのリスペクトだと、本人も言っている。師岡とおるが到達したのはそういう場所なのだ。<br />
<br />
<img src="//jti.blog.shinobi.jp/File/VMAJ.jpg" alt="" /> <br />
<br />
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<br />
<br />
<img src="//jti.blog.shinobi.jp/File/936b3a5a.jpeg" alt="" /><br />
<br />
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<br />
<br />
<img src="//jti.blog.shinobi.jp/File/70f565dc.jpeg" alt="" /> <br />
<br />
※本文の掲載サイトは<a href="http://www.tis-home.com/articles/116" title="" target="_blank">こちら</a>です<br />
※<a href="http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/subway/2013/sub_p_201305304217_h.html" title="">痴漢撲滅キャンペーン</a>は６月からやってたんですね]]>
    </description>
    <category>diary</category>
    <link>http://jti.blog.shinobi.jp/Entry/118/</link>
    <pubDate>Mon, 21 Oct 2013 04:22:46 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">jti.blog.shinobi.jp://entry/118</guid>
  </item>
    <item>
    <title>第9回1-WALL展＿公開審査</title>
    <description>
    <![CDATA[公開最終審査ではほんとにカロリー消費しました。<br />
グランプリの寺本愛さんおめでとうございます！<br />
（柿木原さん写真おかりします）<br />
<br />
<img src="//jti.blog.shinobi.jp/File/3e69f42d.png" alt="" /> <br />
<br />
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<br />
<br />
<a target="_blank" href="//jti.blog.shinobi.jp/File/9gbanner_0819-1.jpg" title=""><img src="//jti.blog.shinobi.jp/Img/1378136139/" alt="" /></a> <br />
<br />
第9回グラフィック部門の1-WALL展が始まりました。5日には<a href="http://rcc.recruit.co.jp/gg/exhibition/gg_wall_gr_201309/gg_wall_gr_201309.html" title="" target="_blank">公開最終審査</a>がおこなわれます。これほんとに面白いのでぜひ観にきてくださいませ。ということでラインナップは、<a href="http://www.musabi.ac.jp/exhibit/2013_yushu/works/master_d/076.html" title="" target="_blank">江波戸李生</a>、<a href="http://www.youtube.com/watch?v=f8DeFRTPdw4" title="" target="_blank">勝正光</a>、<a href="http://mmtaz.tumblr.com" title="" target="_blank">寺本愛</a>、<a href="http://www.suzukihiroki.com" title="" target="_blank">とんぼせんせい</a>、<a href="http://www.miyamamahiro.com" title="" target="_blank">三山真寛</a>、<a href="http://rcc.recruit.co.jp/gg/exhibition/gg_wall_gr_201309/image/ex_image6.jpg" title="" target="_blank">横山かおる</a>という面々であります。<a href="http://jti.blog.shinobi.jp/Entry/111/" title="" target="_blank">前回の顔ぶれ</a>もとてもユニークでした。一望して分野横断的になるその理由というのも、審査側としては嗜好の幅をできるだけ拡げ、グラフィックとは何かという問いに対し結果的に作画表現に一定の傾向がない出品群となることを暗に望んでいるからです。問題はそこじゃないんだよという強い示唆が、これには含まれているのかも知れません。<br />
<br />
どんな作品でも良いのよ、平面ならね♡・・・じゃあその基準はどこに？<br />
<br />
それが古くには「イラストレーション」ちょと昔は「アート」と呼ばれましたが、いつの間にか「ART」のうねりに飲み込まれ、その反動なのでしょうか「グラフィック」という呼称が再認識されて今はその中にあるようです。というよりこの一連の運動の中に基準らしきものが隠れているのです。そこには「グラフィックアート」とは呼べない不思議さがあり、一方でジャンルを無節操に横断したくはない自分もいて、こんなふうにけっこう整理はしてるけど人に伝えるのは至難の技というのが正直なところ。なるほどこれこそが、言語とはリファレンスの体系であるという何よりの証拠かも知れません。ついでに言うとちょっと昔の「アート」の時代はグラフィック展という看板が掲げられたにもかかわらず、選ばれた呼称は「<a href="http://jti.blog.shinobi.jp/Entry/112/" title="" target="_blank">アート</a>」でした。<br />
<br />
<a target="_blank" href="//jti.blog.shinobi.jp/File/c27564e7.jpeg" title=""><img src="//jti.blog.shinobi.jp/Img/1378136424/" alt="" /></a> <br />
<br />
こうして毎回似たような課題が浮上します。前述のように作画表現を限定させまいとして応募作品各々に、分野別の嗜好にしばられずもしかし何か透徹した解釈を迫られ、最先端なんてものがない今これは愉快なことでもあるしそーゆう状況で<a href="http://www.musabi.ac.jp/exhibit/2013_yushu/works/department/007.html" title="" target="_blank">下野薫子</a>を発見できたことは喜びですが、この状況で今日言うところの「グラフィック」の、たとえば絵画やコミックやデザインやアニメーションなどの歴史とか時間とかがつくってきた文脈をある程度無視して、簡単に言うと分野の専門性を切り離したその外側で、尖端性や既視感を再設定しかつそれを裏切り続けなければならないという、このような課題がまたきつい。隠れてる基準をさがし物差しにするというのは、そういうことだと思います。だから今回の公開審査も参加者全員がそうとうにカロリーを消費する現場となるでしょう。とはいえ「複製」がキーであることに変わりはありませんけど。（敬称略）<br />
<br />
とにかく百聞は一見にしかず！<br />
展覧会、公開審査、トーク、PFレヴューをぜひ体験しにきてください。<br />
<br />
【第9回グラフィック「1_WALL」展】<br />
2013年9月2日（月）～ 9月26日（木）<br />
11:00a.m.-7:00p.m.　日曜・祝日休館　入場無料<br />
<br />
【公開最終審査】<br />
9月5日（木）6:00p.m.-8:30p.m.<br />
審査員：居山浩二　柿木原政広　菊地敦己　都築潤　長崎訓子<br />
入場無料、要予約（TEL 03-5568-8818）<br />
審査会はどなたでもご観覧いただけます。<br />
<br />
【トークショー】　<br />
「グラフィックのいま、これから」VOL.2<br />
第8回グラフィック「1_WALL」会期中に開催したトークショーの続編です。<br />
前回語り切れなかったことを語りつくします。<br />
開催日時：9月12日（木）7:30p.m.-9:00p.m.<br />
入場無料、要予約（TEL 03-5568-8818）＊予約受付中<br />
<br />
ゲスト：<br />
菊地敦己（アートディレクター）<br />
都築潤（イラストレーター、グラフィックデザイナー）<br />
室賀清徳（『アイデア』編集長）<br />
<br />
【ポートフォリオレビュー】<br />
各界で活躍する方々をレビュアーにお迎えし、ポートフォリオレビューを開催します。参加者以外の方も見学できるオープンな場です。ぜひお出かけください。<br />
開催日時：9月25日（水）7:10p.m.-9:00p.m.<br />
入場無料、入退場自由、見学可<br />
<br />
レビュアー:<br />
大原大次郎（グラフィックデザイナー）<br />
サイトウユウスケ（イラストレーター）]]>
    </description>
    <category>information</category>
    <link>http://jti.blog.shinobi.jp/Entry/117/</link>
    <pubDate>Mon, 02 Sep 2013 15:12:59 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>水野健一郎展「アニメーション」</title>
    <description>
    <![CDATA[こちらのイベント終了しました。<br />
ありがとうございました！<br />
<br />
<img alt="" src="//jti.blog.shinobi.jp/File/kenichiromizuno_ani.jpg" /> <br />
<br />
アーティストでイラストレーターでアニメーション作家でもある<a href="http://kenichiromizuno.blogspot.jp/" title="" target="_blank">水野健一郎</a>氏の個展「<a href="https://rcc.recruit.co.jp/gg/exhibition/gg_sec_gr_201307/gg_sec_gr_201307.html" title="" target="_blank">アニメーション</a>」でトークをやります！場所は銀座のガーディアン・ガーデン、日時は29日月曜日7:10pm〜8:40pm（予定）というとても不可解な時間帯です。水野さん関係のトークは<a href="http://jti.blog.shinobi.jp/Entry/101/" title="">NADiff</a>と<a href="http://jti.blog.shinobi.jp/Entry/107/" title="">美學校</a>でもやったのですが、どちらもとってもディープな催しとなりました。<br />
<br />
<a href="//jti.blog.shinobi.jp/File/GG2ndss_mizunoDM_.jpg" title="" target="_blank"><img alt="" src="//jti.blog.shinobi.jp/Img/1374772687/" /></a> <br />
<br />
先立って新宿の海鮮居酒屋で行われたもう一人のゲスト<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/浅野直之" title="" target="_blank">浅野直之</a>さんを交え、刺身と焼き魚をつまみながらブレストしてきました。テレビ漫画と呼ばれていた昭和40年代から、アニメ主題歌やタイトルバック、作曲家、声優、アニメーターの話に花が咲きましたが、具体的なことはほとんど忘れてしまいました。本番はこのようなただの居酒屋話にならぬよう、しっかりと映像を流しながらやるようです。影響を受けたテレビアニメ、アニメーションの過去現在、2000前後のゲーム業界との接近、なぜオシャレであってはいけないのか、<a href="http://www.nippon-animation.co.jp/na/conan/chara.html" title="">モンスリー</a>や<a href="http://osa-culture.up.seesaa.net/js/kou4.jpg" title="">ナディア</a>のことやどうでもいい業界話など、これらに何とか収拾をつけ、解説、進行していきたいと一同考えております。<br />
<br />
<iframe width="400" height="225" frameborder="0" src="http://www.youtube.com/embed/F31_7hlY3fo" allowfullscreen=""></iframe><br />
<br />
水野健一郎展&ldquo;アニメーション&rdquo;<br />
2013年7月16日（火）～ 8月1日（木）<br />
11:00am〜7:00pm　日曜・祝日休館　入場無料<br />
<br />
トークショー<br />
「商業アニメとアートアニメの狭間で」<br />
都築潤&times;浅野直之&times;水野健一郎<br />
2013年7月29日（月）7:10pm〜8:40pm（予定）<br />
入場無料　要予約（予約TEL 03-5568-8818）]]>
    </description>
    <category>information</category>
    <link>http://jti.blog.shinobi.jp/Entry/115/</link>
    <pubDate>Mon, 22 Jul 2013 10:36:43 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>デザインを学ぶ 2　色彩と配色セオリー</title>
    <description>
    <![CDATA[<a href="//jti.blog.shinobi.jp/File/9784844363453.jpg" target="_blank"><img src="//jti.blog.shinobi.jp/Img/1371304375/" alt="" /></a><br />
<br />
MdN「<a href="http://www.mdn.co.jp/di/book/3213303004/" target="_blank">デザインを学ぶ 2</a>」に作品が紹介されました！<br />
かつ、色彩についてのインタビューも掲載されました。イラストレーションでのカラー計画についていろいろと語っていますが、じつは色は苦手なのでどう説明したら良いか迷ったあげく、素直に「色が嫌いです」と文中で打ち明けてます。でもたしかに嫌いな分セオリーは思いっきりあるので、そういう意味ではタイトルに偽りはないですね。<br />
<br />
<img src="//jti.blog.shinobi.jp/File/sayzogand.jpg" alt="" /><br />
<br />
形態と色彩は切っても切り離せない関係であるにも関わらず、その間には小学生の時から深淵な溝を感じていました。切り離せないのに遠く隔たった関係&hellip;なぜかそのように感じながらずっと絵を描いてきたので、自分が本当に描くことが好きなのか嫌いなのか、仕事をするようになってからもこの気持ちの悪い感覚がつきまとったまま39歳になった日を覚えてます。それから10年以上このことだけをアホみたいに考えてるんですが、いい加減に何とかしないといけませんなあ。それとなぜ39歳なんでしょう。<br />
<br />
<img src="//jti.blog.shinobi.jp/File/a625ef6b.jpeg" alt="" />]]>
    </description>
    <category>information</category>
    <link>http://jti.blog.shinobi.jp/Entry/114/</link>
    <pubDate>Sat, 15 Jun 2013 13:43:08 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">jti.blog.shinobi.jp://entry/114</guid>
  </item>
    <item>
    <title>カッパのピンズ</title>
    <description>
    <![CDATA[「都築潤×中ザワヒデキ展」しゅ、終了しました。最終日は雨天に関わらず大勢の皆さんにお出でいただき、おかげさまでこのピンズもたくさん買ってもらえました。ありがとうございました<br />
<br />
<img src="//jti.blog.shinobi.jp/File/808ffee7.jpeg" alt="" /><br />
<br />
いま神保町で開催中の「都築潤×中ザワヒデキ展」ではカッパのピンバッジを300円で販売中です。展示をご覧いただいた後、よろしければお買い求めください。小さいです。<br />
<br />
日程： 2013年4月15日（月） - 4月20日（土）<br />
時間： 10:00 - 18:30（最終日17時まで）<br />
会場： 文房堂ギャラリー（<a href="https://maps.google.co.jp/maps?lr=lang_ja&oe=utf-8&q=東京都千代田区神田神保町1-21-1&ie=UTF8&hq=&hnear=東京都千代田区神田神保町１丁目２１−１&gl=jp&t=m&brcurrent=3,0x60188c113716f667:0xa7bde2b622d14ff9,0&ll=35.699338,139.760599&spn=0.024396,0.036478&z=14&iwloc=A&source=embed" target="_blank">東京都千代田区神田神保町1-21-1 文房堂ビル4F</a>）]]>
    </description>
    <category>other media</category>
    <link>http://jti.blog.shinobi.jp/Entry/113/</link>
    <pubDate>Wed, 17 Apr 2013 17:36:47 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">jti.blog.shinobi.jp://entry/113</guid>
  </item>
    <item>
    <title>都築潤×中ザワヒデキ展</title>
    <description>
    <![CDATA[<a href="//jti.blog.shinobi.jp/File/632e15a5.jpeg" target="_blank"><img src="//jti.blog.shinobi.jp/Img/1365964747/" alt="" /></a><br />
<br />
※初日のギャラリートーク、美學校でのトークを終了しました。<br />
今回のテーマでもある80年代の話についてご興味のある方は、<br />
<a href="http://book.bijutsu.co.jp/books/2010/09/post_389.html" target="_blank">この本</a>の日比野克彦氏インタビューやコンペティションの項<br />
等々を読んでいただくとけっこう参考になると思います。<br />
それから「取り組んでいるのは絵だけの問題であるはずがない」<br />
という言葉で、トークを結べたことがとっても良かったです。<br />
<br />
今日から美學校主催「<a href="http://gigmenta.com/001.html" target="_blank">ギグメンタ＿都築潤&times;中ザワヒデキ展</a>」はじまりまーす！以下ステートメント＆トークの予告です。分かりやすく書こうとしたら、ちょっと赤裸々風味になりました。<br />
<br />
小中学校の時から<a href="http://jti.blog.shinobi.jp/Entry/82/" target="_blank">イラストファン</a>だったぼくが、それとは関係なく美術大学に入ります。ディスプレイや空間演出の分野なら、勉強すればがっぽり稼げると思ったからです。その後もイラスト鑑賞は、映画のチラシなどをくすねては趣味で続けていたので、パロディ展やグラフィック展というPARCO系の公募展も、その流れで見にいってました。いわゆる公募展ブーム、80年代グラフィズムの時代に突入します。これを背景に突然現れたのが日比野克彦でした。美大生だったぼくは、この「グラフィック展」という名前にもかかわらず「アート」と呼ばれたジャンルにたいへん興味をもち、せっせと応募を繰り返します。日比野のようなアーティストになるためでした。そして入選もしたし、受賞もしました。<br />
<br />
しかしほどなく「少年アート」という本を<a href="http://www.hangais.com/art.htm" target="_blank">友だち</a>に紹介されます。そこには、今流行っている公募展ブームはアートとは無関係である、といった意味のことが書いてありました。そしてこの本に書いてあることがアートなら自分にはぜんぜん向いてないと思い、目標をアーティストからイラストレーターに簡単に切り替えます。この本のいう「アート」が、とても難しい世界のものに思えたからです。それ以降ぼくはずっとイラストレーターであり、イラストレーションを描くことを生業としてきました。これは今も変わりません。<br />
<br />
さてイラストレーションはビジュアルコミュニケーション（ちょっと前ならグラフィックデザインでよかったのだけど）のパートであって、複製メディアや大量生産を前提としたものづくりです。これは成立の経緯からしても、経済圏からしても、アートとは別ものです。まあアートやデザインの定義は広げて語ることもできるのですが、それは置いとくとして、つまりぼくはいわゆるアーティストとか美術家ではなく、ビジュアルデザイン分野のイラストレーションというパートを専門にあつかう、一種の職人だということをとりあえず言っておきます。<br />
<br />
ところが1996年頃にPCで絵を描き始め、しばらくして<a href="http://togetter.com/li/59543" target="_blank">ある問題</a>に気づきます。そして2001年にその研究発表のような個展「VERVE」を開きます。ここで登場するのが中ザワヒデキです。<br />
<br />
2001年当時ぼくは、この問題を解決すべくVERVE作品を納めた大型のポートフォリを作成し、解決してくれそうな人に見せて回っていました。その最後にアポって会ったのが中ザワ氏でした。中ザワ氏とは80年代のコンペ仲間だったのですが、訳あって10年間まったく会っていませんでした。しかしこの再会を機に、大きないくつかの問題は「<a href="http://www.neweidos.cc/download/revice20101023_ja.pdf" target="_blank">ベクターvsビットマップ</a>」という呼び名に集約され、以降この問題を共有することになります。そしてぼく自身は、この問題とイラストレーションを分けて考えるようになります、というより考えられるようになりました。この「分けて考える」というのが、なかなか理解されません。<br />
<br />
<a href="http://jti.blog.shinobi.jp/Entry/84/" target="_blank">イラストレーション</a>のことを考える時は徹底してそれを考えるし、自分が関わったデザインや<a href="http://jti.blog.shinobi.jp/Entry/70/" target="_blank">メディア上の計画</a>を成功させたいと思っています。ですからこれと絵の問題とはまったくの無関係、いやそれだけでなく、絵の問題をイラストやデザインに持ち込むことはむしろ弊害であるとさえ思います。そんなこと仕事に持ち込んだりしたら、課業の邪魔だし神経も保たないでしょう。こうした状況下で、自分の中の「<a href="http://togetter.com/li/62566" target="_blank">ベクターvsビットマップ</a>」は「絵一般の問題」へと段階的に移行します。<br />
<br />
えーと長くなったので結論を言うと、展覧会主旨には「イラストレーションからアートの世界まで横断的に活躍してきた&hellip;」とありますが、この言い回しは誤解をまねきます。少なくともぼくは横断的に活躍してません。ぼくが言う「ジャンルの枠を外す」というのは、ジャンル横断的に活動することではなく、ジャンルの枠を外した横断的な「絵の観かた」をしているということです。ジャンルを越えるのは自分ではなく「絵」の方であって、すべての絵はこの「絵一般の問題」のもとに相対化されるという意味です。<br />
<br />
ざっくばらんに言うと、イラストレーションも絵の問題も両方面白い。しかしその面白さがまったく違う。後者に関しては面白いなどと言ってられないフェーズもありますが&hellip;。くわえてよく言われる、イラストはお金のために描いているだけで俺が本当にやりたいのはアートだ、的な話とはじぇんじぇん違いますよ、念のため。ではよろしくお願いしまーす。<br />
（敬称略）<br />
<br />
<img src="//jti.blog.shinobi.jp/File/551542_632066646807121_1697292039_ns.jpg" alt="" /><br />
<br />
日程： 2013年4月15日（月） - 4月20日（土）<br />
時間： 10:00 - 18:30（最終日17時まで）<br />
会場： 文房堂ギャラリー（<a href="https://maps.google.co.jp/maps?lr=lang_ja&amp;oe=utf-8&amp;q=東京都千代田区神田神保町1-21-1&amp;ie=UTF8&amp;hq=&amp;hnear=東京都千代田区神田神保町１丁目２１&minus;１&amp;gl=jp&amp;t=m&amp;brcurrent=3,0x60188c113716f667:0xa7bde2b622d14ff9,0&amp;ll=35.699338,139.760599&amp;spn=0.024396,0.036478&amp;z=14&amp;iwloc=A&amp;source=embed" target="_blank">東京都千代田区神田神保町1-21-1 文房堂ビル4F</a>）<br />
<br />
《ギャラリートーク》<br />
初日4月15日に美術史家の石井香絵さんをゲストに招き<br />
ギャラリートークを行う予定です。是非お越しください。<br />
<br />
ギャラリートーク第1部：17:30-18:30 会場：文房堂ギャラリー<br />
ギャラリートーク第2部：19:00-20:00 会場：美学校]]>
    </description>
    <category>information</category>
    <link>http://jti.blog.shinobi.jp/Entry/112/</link>
    <pubDate>Mon, 08 Apr 2013 10:54:30 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">jti.blog.shinobi.jp://entry/112</guid>
  </item>
    <item>
    <title>1-WALL＿公開審査</title>
    <description>
    <![CDATA[<a href="//jti.blog.shinobi.jp/File/2078f847.jpeg" target="_blank"><img src="//jti.blog.shinobi.jp/Img/1362324500/" alt="" /></a><br />
<br />
※審査は無事終了しましたー。<br />
<br />
第8回グラフィック「1_WALL」展<br />
2013年2月25日（月）～ 3月21日（木）<br />
11:00a.m.-7:00p.m.　日曜・祝日休館　入場無料<br />
<br />
展示期間中の3月6日（水）には<a href="http://rcc.recruit.co.jp/gg/exhibition/gg_wall_gr_201303/gg_wall_gr_201303.html" target="_blank">公開審査</a>があります。<br />
これはいま開催中の1-WALL展出品作家の中からグランプリが選ばれる最終審査で、メンバーは<a href="http://www.youtube.com/watch?v=m4Xi-odhhZE" target="_blank">小川雄太郎</a>、<a href="http://onoderanao.com/wp/" target="_blank">小野寺奈緒</a>、<a href="http://shimonoyukiko.tumblr.com" target="_blank">下野薫子</a>、<a href="https://twitter.com/__HKTH__" target="_blank">林香苗武</a>、<a href="http://woodlandgallery2011.blogspot.jp/2011/04/kie-hosokawa.html" target="_blank">細川貴恵</a>、<a href="http://leikalovelllee.blogspot.jp" target="_blank">Leika Lee</a>の6名のみなさんです。以下は抱負。<br />
<br />
そもそも自分がコンペ好きというか、アカデミー賞やレコード大賞を観たり調べたりするの好きだったし、80年代に流行したグラフィック系コンペに出すことで随分と鍛えられた経験もあって、しょーじき応募者各位の心境はさておいて楽しみたい。とはいえ立場として責任もある。審査員みんながそうだと思うが、自分がつくってきた<a href="http://jti.blog.shinobi.jp/Entry/92/" target="_blank">作品</a>や<a href="http://jti.blog.shinobi.jp/Entry/96/" target="_blank">制作姿勢</a>というものがあって、その中で醸成してきた思想や嗜好を根拠として各々が審査に臨むわけで、だとしたらその公開の場で見え隠れする審査員の感性こそがじつは聴衆から審査されているとも言える。そう考えるととても身の引き締まる思いがする。<br />
<br />
ではコンペに何を鍛えられたのかというと、<a href="http://jti.blog.shinobi.jp/Entry/103/" target="_blank">流れ</a>とか自分を捉えるような感覚だったと思う。絵を描きたいのはいいけど、何を描いたらいいのかわからない。何度も落選するうちに自分に不似合いな表現に気づきそれを捨てて、比較されてもたぶん勝てるなと思う部分を残していったら、自分のエッセンスのようなものが分かってくる。そのエッセンスをより強めようと集中したとき、なにかギアが切り替わったような感触をうける。そういうドライブ感がコンペの面白さだ。その意味でコンペは目標を与えてくれたのだと思う。でもそんな目標はすぐ消えて、ほどなく疑念がわいてくるのだが…。<br />
<br />
さて最終審査に残った6人はというと、もうとっくにギアチェンジは経験してると見受けられる。人によっては「なぜこの若さで」と感心してしまうほど要らない情報を堂々と捨象している。やっぱり一つには才能の賜物だろうが、もう一つには情報の取扱いが昔とはまるっきり違う「今」を感じてしまった。これって羨ましいとも思うけど実は大変な、先駆とか尖端がわからない世の中ということだ。そこに自覚的だと<a href="http://jti.blog.shinobi.jp/Entry/101/" target="_blank">情報キング</a>だけを狙ってられないはずで、そうなるとやっぱりエッセンスが必要になってくる。さてそのエッセンスは本物か、それとも高度な情報の取扱い技術なのか。それを確かめたい。<br />
<br />
[<a href="http://rcc.recruit.co.jp/gg/exhibition/gg_wall_gr_201303/gg_wall_gr_201303.html" target="_blank">公開最終審査</a>]<br />
3月6日（水）6:00p.m.-8:30p.m.<br />
審査員：居山浩二　大塚いちお　柿木原政広　菊地敦己　都築潤<br />
入場無料、要予約（TEL 03-5568-8818）<br />
審査会はどなたでもご観覧いただけます。<br />
<br />
3月19日（火）には<a href="http://rcc.recruit.co.jp/gg/event/gg_event_webpfr20130225.pdf" target="_blank">ポートフォリオレビュー</a>もあるよー！]]>
    </description>
    <category>information</category>
    <link>http://jti.blog.shinobi.jp/Entry/111/</link>
    <pubDate>Thu, 28 Feb 2013 13:56:46 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">jti.blog.shinobi.jp://entry/111</guid>
  </item>

    </channel>
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