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人情紙風船の第5回のテーマはチョンボです。チョンボとは麻雀プレー中にうっかりおかすミスのことで、普通チョンボした人は他のプレーヤーへの満貫払いの罰則が与えられます。その数あるチョンボのうち劣悪なものを列挙しました。話の方は旅の一行が雀荘インドで麻雀を楽しんでいるとき現れた店のマスター天竺徳兵衛が、怪物をあやつって又十郎に戦いを挑むという筋書きです。このアイデアはそのころ観た歌舞伎の「児雷也豪傑譚」から拝借したもので、今みるとこの児雷也と天竺徳兵衛がごっちゃになってますね。いずれにせよ怪物の正体は蝦蟇ということになりますが。
さてこの蝦蟇の怪物が麻雀卓を電ノコで切断しています。絵の構成上これが最もやってはいけないマナー違反で、なおかつ危険な行為ということでしょう。以下、ロン上がりしたプレーヤーを後ろから切る、牌がバカでかい、といったチョンボが続いています。こうしてみると麻雀はたいへん危険なものだと思われそうですが、実際はお茶とかコーヒーを飲んだりカレーライスを食べたりしながらできる、ほのぼのとしたとても楽しいゲームです。お金さえ賭けなければ。
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