©2007 Espre co.
最近虹の絵をよく描いています。虹は日本やフランスでは七色ですが、別の国では三色、またアフリカのどこかの国では十数色と認識されているそうです。すべて同じ虹なのに不思議ですが、こうした前提はすべて言語によって縛られているといいます。虹の色を七色に分けて語ることができる七種類の色の名がそこの国の言葉にあるから、そのようにたまたま分けているということなのでしょうか。
だとしたら、虹に色の境目がつけられる以前は、虹そのものが「空」とか「光」とかと境目なく語られていた時代が過去にあったかも知れないし、また、現在でも、虹とその他の現象を分けて語る習慣のない文化が場所によってはあるかも知れません。そう考えると虹を七色に分けて描く必然はないですし、空や光と区別せずあらゆるものと同質に表現する方法があってもいいわけで、虹なのか空なのか木なのか水なのか、境目なく繋がって見える物体Xのような風景があってもいいわけです。むしろホンライの自然の姿ってそういうものかも知れません。
ということで今日発売のecocoroの別冊「クルマエコ」というムックの表紙にまた虹を描きました。本の中面ではこの表紙絵の一部分が、空や木や水の境目とは関係なく切取られ再利用されています。
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