©2008 Tokai University.
意外に思われそうですが建物を描くのは好きなんです。とはいってもいつも架空のビルばかりで実物を描きおこすということはほとんどなかったのですが、今回は実在する建物を描かせてもらいました。東海大学のウェブサイトで使用されています。とにかく資料にとらわれず勝手な感じで描いてくださいとのことだったので、文字通り勝手に色をつけちゃいました。本物がどんな感じなのか資料からははっきり分かりませんけど、ピンク色の建造物はなかったと思います。単独では派手な色でも絵の中ではけっこう自然にとけ込んでいます。
大学のキャンバスなので校舎だけでなく、グランドや体育館、並木道、各種スポーツ施設、場合によっては電車なんかもあって、絵を描くというよりジオラマのプラモや箱庭をつくってる感覚に近いです。言い換えれば、建物と道路や芝生などの地面を、ひとつのパッケージとして平面上にデザインするわけですから、まじめに考えるとけっこう入り組んだ空間設定になってきて、そうなるとデフォルメした立体同士が自然に林立するよう、全体の遠近感やアングルへの意識もかえって出てくるようです。色や形が勝手でも空間のつじつまを合わせようとするバランスの中に、こういう絵の醍醐味があるのかも知れません。
などともっともらしく書きましたが、言いたかったことは、こんな表現でもキャンパス案内の図解として使えるんだ、ということにつきます。大学って案外チャレンジャーなんですね。
※スケーラブルな機能は湘南キャンパスで楽しめます
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