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イラストレーターって仕事は絵が好きな人がやれば良いのだろうけど、自分はそれほど好きでもないような気がしてならない。というのも子供のときから色を塗ることが苦痛でしょうがなかったからで、色を塗るといつでもぐちゃぐちゃになったし、だいたい全部混ざって灰色になっておしまい。そんな感じだったから中学の時に美術で1とったこともあった。理由は絵がヘタだからというより、描くのが苦痛で作品を提出しなかったからだと思う。

今思うと苦手なその「色」というのはトーンではなく色相のことだったかも。トーンは濃淡とか明彩度だから、モノトーンで、例えばグレーのバリエーションを出すのはかなり気持ちよかったし、何よりもその種類が豊富だと、立体感や画面の層を出すときにとても有効だ、というようなことはけっこう早いうちに発見したと思う。つまりは絵を描くということを、色相を豊富に使うことだと思い過ぎてたのかも知れない。色相からの逃走ってあんまりカッコ良くはないな。

 

それからアイデアを出すのも苦痛。アイデアっていってもいろいろあるけど、時間かけて考えたり、周到な用意があればアイデア出るかっていうと、ぜんぜんそうじゃないでしょ。とにかくそのための理路なんてないからやんなる。それでも描きながら変な考えが繋がったり、逆に飛躍したりすることが分ってくると、これが今度は癖になるわけ。考えるというよりも、手が動くと自然にそうなったりして、それでまた次の手の動きが生まれる感じですかね。考えてるんじゃなくて処理してるというか、(自己創出的な)運動をしてる感じかな。



以上、去年描いたこのイラストを見て、あらためてこんなこと思い出したんで、だらだら書いてみたけど、けっきょく描くの好きなのか…?
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