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©2007 Tokyo Illustrators Society

※このイベントは終了しました

ちょっと遅めの告知ですいません。国立新美術館で6月27日から東京イラストレーターズ・ソサエティ主催の「Tokyo Illustration 2007」が始まりました。公募部門、会員部門、併設部門の3部構成になっています。会員展の作品テーマについての文章を書かせていただきました。画像のイラストレーションはTIS大賞の北村佳奈さんの作品です。

この展覧会のイベントで30日(土)にトークショーを開催します。
3度目となる今回は「テレビとイラストレーション」というテーマで、伊藤桂司五月女ケイ子 藤枝リュウジの3名の皆さんをゲストにお迎えしてのシンポジウムです。過去2回あまり触れられなかったイラストレーションとメディアの関係について、できるだけ踏み込んでお話しできればと思っています。また7月7日にはイラストレーションクリニックも催されます。詳しくはイベント情報をご覧ください。
 
©1997 Fuji Television Network, inc.

ご存知の方も多いと思いますが、栃木でおきた女性教諭殺害事件をはじめ、相次ぐバタフライナイフによる少年犯罪で、すっかりいわく付きとなってしまったドラマ「ギフト」のタイトルロゴです。プロデューサーの方と何度か話し、「逃走」「ハート」など、いくつかのキーワードをもとに右のようなデザインを考えました。後日「ロゴをアニメーションにして動かそうと思ってる」というので、てっきりソール・バスばりのモダンなモーショングラフィックを想像してたのですが、カタカナを足されてこんな感じでオンエアされちゃいました。でもこのCGけっこう評判良かったらしいです。世の中わからないもんです。一応スタッフロールに名前が出ています。数年後の「人にやさしく」の時はわけあってクレジットをおことわりしました。

さてキムタクの隠れた名作ともいわれるこのドラマですが、今後見られるチャンスがないというのは残念です。これがマスメディアの適切な措置といえるのか行き過ぎの自主規制なのか、判断は分かれるところでしょう。脚本を書いた飯田譲治さんが、こうした問題について言及した「TVドラマ"ギフト"の問題」という本を出しています。

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OPフルバージョン

©2007 BIJUTSU SHUPPAN-SHA, LTD.

みづゑです。もともとは20世紀初頭に創刊された日本近代絵画の草分け的専門誌です。リニューアルを経て、現在はいわゆる絵本寄り、手作り寄り、さあ描いてみましょう寄りの、今もっとも一般的イメージに近いイラストレーションを紹介している雑誌かも知れません。私とは縁遠いメディアだと思ってました(笑)そのみづゑがこのたび雑誌から書籍になるそうです。

新たにみづゑBOOKとなった6月26日発売号のインタビューで、イラストレーションに関してお話しさせてもらいました。グラフィックデザインの用語として輸入され、現在あまりにも多様化した日本のイラストレーションの大ざっぱな流れを、おもにアドバタイジング中心にお答えしています。デザインやメディアとの切り離せない関係や、「イラスト」と略され本来とは違う意味で使われるようになった経緯など、話したいことはまだたくさんありましたが、それは次の機会に譲るとして、時代とともに変化していくイラストレーションの取り留めのなさや面白さが、今回とりあえず伝わればと思っています。イラストレーターって肩書きも考えものです(笑)

楽天で見る美術出版社ホームページ日本のイラストレーション50年
  
©2001 Rikuyosha Co., Ltd. ©2001 Tokyo Illustrators Society

エロティシズムというテーマで構成されたTIS年鑑’01〜02’合併号です。この中の企画でプロのイラストレーターによるヌードデッサン大会が催されました。右が私の描いた作品です。マッス、ムーヴマン共ほぼ正確に対象を捉え、生命の躍動が伝わる強い作品となりました。構図はドガを引用しています。表紙の写真がモデルの男性なのでぜひ比べてみてください。必要ないとは思いますが念のためモザイク処理を施しました。

この本の別企画で「漫画エロトピア」のカバーイラストレーションについて、イラストレーターの横山明さんにインタビューしています。私は中学高校とエロトピアのファンで、画材やテクニック等、悶々と疑問に思ってたことをすべて解消することができ、大変すっきりとしました。それから無理を言って「悪霊島」のポスターの原画も見せてもらいました。驚いたことに、木炭の粉を脱脂綿を使って紙にぬり、その上から練りゴムで描いたんだそうです。表紙の可愛いエンジェルはスージー甘金さんによるCGです。

六耀社ホームページ

©1993 JunTsuzuki

ニセカータンといいます。このキャラクターは、Tシャツ、ポストカード、レッスンバッグ、マグカップ等、宇宙百貨から発売されたさまざまなグッズに使われました。社長に交渉して私が自由に使用する権利をもらいましたが、以来商品化はしていません。近々それらのグッズを全部まとめてARCHIVEに加える予定です。

PRODUCED BY ART WAD'S となっていますが、ART WAD'S とは渋谷の宇宙百貨内にあるギャラリーのことでもあります。昔は同ビルの3階、現在オルガンバーになってるフロアーがそもそも ART WAD'S だった時代がありました。長くなるので書きませんが、90年前後の日本のサブカルチャー&デザイン&アートシーンを体現した、ヒジョーに重要なギャラリーです。

このニセカータンのTシャツを「とぶくすり」という深夜番組のコントでナイナイが使用してました。しかしDVDを借りて映像を探しましたが見つかりません。幻覚だったのでしょうか。
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